WiMAX 2+がさらに高速化!下り最大558Mbpsへ

WiMAXがさらに高速通信できるようになりました!

WiMAXサービスを提供するUQコミュニケーションズのリリースを抜粋…
2017年9月1日WiMAX 2+の下り最大速度が440Mbpsから558Mbpsに。東名阪の一部エリアから提供を開始。
また、提供エリアは東京都、神奈川県、愛知県、大阪府、京都府、兵庫県の一部エリアとのことなので、部分的ではありますがこれまでに比べて125%高速化されることになります。

具体的にどのようになるかというと

これまで
4×4 MIMOとキャリアアグリゲーション(CA)技術で下り最大440Mbpsを実現

これから
上の二つの技術に加え、256QAM変調方式を組み合わせることで下り最大558Mbpsへ。

追加料金などは必要なく、現行のプランのままで速度アップになります。
あくまで理論値のため、必ず500Mbps超の速度が出るというわけではありませんが、

256QAM変調方式とは…
一度に送信できるデータ量を増加する技術。
これまで64QAMだったものが、256QAMになり約1.3倍高速化。
440Mbpsから558Mbpsへも1.25倍の高速化になっています。
ちなみにQAMの読みは「カム」らしい。

ただし!!!
256QAM変調方式に対応した端末でないとこの恩恵は受けられません。
現在のWiMAXルーターで対応しているのは、Speed Wi-Fi NEXT W04のみ。
実は、W04では5月16日のソフトウェア更新ですでに256QAMに対応しており、一部では「高速化されるか?」と言われていました。

これからWiMAXの契約を検討している方、特にモバイルルーター用途の方はW04一択といえるのでは?

また、W04ではau 4G LTE通信を利用するハイスピードプラスエリアモードにも対応しています。こちらと組み合わせた通信時では、なんと下り最大708Mbpsに!
これはWiMAXに限らず、モバイルデータ通信として国内最速の速度です。

LTE通信利用時は月間7GBという通信量制限があるのでそれだけは注意。
※W04端末側で自動通信オフ昨日の設定が可能。

【※追記】
9月4日よりドコモがさらに上を行く下り最大738Mbpsのサービスを提供開始!
国内最速記録では塗り替えられてしまいました。。文字通りの三日天下。
WiMAX、ドコモにかぎらず、通常利用時で700Mbpsを超えることはほぼないのですが、高速通信を可能にするために新たな技術が採用されていくのは利用者としては嬉しいところ。今後も各社競い合って快適な通信生活を提供していただければ。笑

ちなみにドコモがこのリリースの中で実効速度は97〜162Mbpsと案内されていたので、WiMAXもこのくらいの数値が実際の速度の目安になるかと。都内ではWiMAXで100Mbpsを超えるところも増えてきています。